ワキガの対策

ワキガには男女差があった?男女の違いと対策法とは

全身のニオイ、特に脇の臭いは男女を問わず気になります。

特に女性は匂いに対する感受性が高いため、少し不快な匂いがあると、自分が発しているのではないだろうかと不安になりがちです。
実際には男女でどのくらいの差があるのでしょうか。

国内でのワキガの統計は?

ワキガには腋臭症という厚生労働省で認められた病名がついている、れっきとした病気であり、症状のひとつです。

その原因は遺伝や体質によると現在では解っているため、脇の環境を良くするなどにより後天的な要素は排除できるものの、生まれつきという先天的な理由は簡単には解決することはできません。

この先天的に生まれ持ったワキガ体質自体の男女比は統計上、ほぼ同じとされています。

変わってくるのはワキガを発症するかどうかです。

この発症の定義は、ニオイが気になり治療を希望する人の統計のため、明確に発症者の総数における比率ではありません。

それを前提としても、ワキガを発症する男女比は4:6から3:7で女性の方が多いとされます。

これは女性の方がワキガの原因となる汗を分泌するアポクリン腺が多くあること、またホルモンバランスの変化により、アポクリン腺が刺激され活動しやすいためです。

また女性の方が皮下脂肪が多く、皮下脂肪はアポクリン腺と皮脂腺も刺激するため、これらが混ざることでより菌の繁殖を助長してしまうのです。

更に冒頭にも書きましたが、女性の方が感受性が高く、ニオイに対して気にしやすいという性質もあります。

周囲から見るとそんなに大した状況ではないにもかかわらず、治療を始める方もいて、中には気にしすぎたことで自己臭症という神経症を発症する方もいるとのことです。

特に自身で気にしすぎるとニオイが多くなったように感じで過敏に対策をしようとして悪化させる原因になったりもします。

参考:ワキガ対策ができる制汗剤

男性のワキガの実態

男性の場合はワキガの体質としては女性と同じものの、発症の仕組みは少し違っています。

男性ホルモンのテストステロンは、男性の体にとって大切なホルモンである一方、アポクリン腺を刺激するホルモンでもあるため、増加することで活発に汗を分泌し、ニオイを悪化させてしまいます。

これは体の仕組みである以上、仕方のない部分ではあります。

しかし男性の場合はこれに加え、脇毛をそのままにすることで蒸れやすいこと、また女性に比べるとニオイに無頓着というところで後天的な要因も多くあるようです。

そのため、普段のケアを改善することで大幅に臭いを減らすことができます。

実は海外と比較すると、日本人のワキガはとても少ないとの報告もあります。

しかし日本人はその気質から、ニオイを気にする傾向が強いようです。

あまりにも気になる場合は、不安を取り除きストレスを低減するためにも、病院で一度診察してもらうのもいいでしょう。